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研究科長: 田中俊彦

  本学園の「建学の精神」は、1.自己の確立、2.ものつくりとしての実行力、3.ものまねでない新技術の開発力、4.世界的視野の保持 です。当然、学部の4年間もこの理念に沿った教育を行っているわけですが、大学院 工学研究科においては、『ものつくり』の現場でオリジナルで、右顧左眄せず、先頭に立ってリードする技術者・研究者を育てることに注力して参りました。この方針の下、多くの優秀な人材を世の中に送り出してきています。  現在修士課程は、生産技術学専攻、環境計画学専攻、電子情報学専攻の3専攻で構成されています。学部は2学部8コースとなっていますが、大学院では学際的な研究を経験してもらうためにも3専攻にまとめたものです。
 博士課程は、修士課程より更に広い視野を持った人材を育てるために、総合システム工学専攻という形を取っています。
 本学では、実務経験豊かな教員による、少人数単位の講義やゼミを通して、必要な基礎学問を深く掘り下げ、納得するまで現象を観察しながら研究を進めるという、細部まで行き届いた、丁寧な指導をモットーとしております。また、学外の研究機関との交流も行っており、たとえば修士・博士課程の学生をJAXA(航空宇宙研究開発機構)に国内留学させるなどの実績があります。さらに、文部科学省の大学発グリーンイノベーション創出事業「緑の地の拠点事業」及び経済産業省のスマートコミュニティ構想普及支援事業に「東長崎エコタウン構想」が採択されるなど、地域と密接に結びついた教育・研究に取り組んでいます。

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