講演会『東長崎エコタウン構想 ~地方創生の実現を目指して~』が開催される(5/28)

2015年06月03日

 講演会『東長崎エコタウン構想 ~地方創生の実現を目指して~』(主催:東長崎エコタウン協議会、共催:長崎総合科学大学、長崎市)を5月28日(木)、グリーンヒルキャンパスにおいて、地域住民や企業・自治体関係者、学生・教職員を含め約100名の参加で開催しました。

 開会に先立ち、田中義人協議会会長(本学副学長・新技術創成研究所長)が東長崎エコタウン構想(※)の進捗状況を紹介し「今回は地方創生をテーマに皆様と一緒になって考えていきたい」と開会の挨拶を述べました。
 続いて、長崎市の田上富久市長(草野孝昭環境部長代読)ならびに長崎総合科学大学木下健学長が共催の挨拶を述べました。

 はじめに、一般社団法人徳島地域エネルギー理事の豊岡和美氏による講演「再生可能エネルギーを使った地域発電事業について~地域のエネルギーを地域活性化のために~」では、徳島で地域に密着した風力や太陽光、バイオマス発電など再生可能エネルギーの開発に取り組む同社の事例や発電概要、基金化の手法を判りやすくご紹介いただきました。
 また、地域が持つエネルギーを地域で利益を分配し、地域の活性化を図る仕組みが重要と解説し「地域還元型のエネルギー事業は難しくない、雇用の場を地域で創生することができる、地域から日本を変えていきたい」と地域主導の自然エネルギー作りを主張しました。

 続いて、三菱長崎機工株式会社環境プラント部プラントグループ長の篠原信之氏が「東部下水処理場ゼロエミッション化の進捗状況」と題して、長崎市東部下水処理場で4年目の稼動となる下水汚泥の水熱処理施設「メタサウルス」の概要および処理過程を、設置前に比べ下水汚泥の廃棄残渣が10分の1に減量化されたことを図や映像を用いて解説。廃棄残渣が農作物に有効であることが本学との共同研究で解明、肥料化に進展したことを明かし、長崎市農業センターでのホウレン草やカブなどの試験栽培で栄養価が高いことが実証されたと報告しました。
 また、「肥料は肥料登録し希望者には無償で配布したい。地域における県産品として役立てれば幸い。東部下水処理場での下水汚泥がメタサウルスの技術によりエネルギーや肥料化することで排出するゴミがゼロになり、まさに地産地消のゼロエミッションを達成することができる」と熱意を込めて説明しました。



※ 「東長崎エコタウン構想」
 本学が立地する東長崎地区に低炭素化社会に向けた未来型エコタウンをつくる構想で、太陽光発電やバイオマスなど再生可能エネルギー関連施設を設置し、スマートグリッド技術により地域の電力消費量を最小限に抑え、CO2発生を減らしながらエネルギーの地産地消を図り循環型社会の構築を目指すもの。


□東長崎エコタウン協議会
http://nias.jp/enec/

□(一社)徳島地域エネルギー
http://www.tene.jp/

□三菱長崎機工㈱「メタサウルス」
http://www.mnm.co.jp/products/environment/sewage.html

□「長崎経済新聞」で紹介されました
http://nagasaki.keizai.biz/headline/1041/

講演会の様子

講演会の様子

講演する豊岡氏

講演する豊岡氏

講演する篠原氏

講演する篠原氏

会場の様子

会場の様子

東部下水処理場の水熱処理施設「メタサウルス」

東部下水処理場の水熱処理施設「メタサウルス」


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