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文科省「都市エリア産学官連携促進事業(発展型)」長崎エリアの事業に参画

2008年08月21日
 文部科学省平成20年度「都市エリア産学官 連携促進事業(発展型)」の地域選定において、長崎エリア「非侵襲センシング技術を活用した人に優しい予防・在宅医療システム」の事業テーマが採択されました。
 本事業は、長崎エリアにおけるライフサイエンス分野の産学官共同プロジェクトです。
(事業規模/期間:1地域あたり上限 2億円程度/3年間 マッチングファンド方式)

 長崎総合科学大学が担当する研究開発内容は以下のとおりです。

「予防・在宅医療システムの開発と検証」-

 情報学部 知能情報学科  田中義人教授
 情報学部 知能情報学科   下島真准教授
 工学部  電気電子工学科 川添薫准教授
 
 予防・在宅医療システムの各計測機器(バイタルセンサー)とネットワークを繋ぐインターフェイスの開発とネットワークの整備を担当します。

 この研究は、医療施設へのアクセス難に加え、高齢化が際立つ離島・へき地を抱える長崎県において、これらの地域住民の予防・在宅医療システム構築が急務で、この事業では一般型(平成15~17年度採択)で試作した非侵襲型計測機器の高精度化と臨床試験、および、これらを電子媒体と組合せてシステム化した【長崎方式】離島・へき地予防・在宅医療システムの試作と実用性検証を行い、医療機器製品の実現に向けた研究開発を行うものです。


※都市エリア産学官連携促進事業とは、大学等の「知恵」を活用して新技術シーズを生み出すとともに、新規事業の創出、研究開発型の地域産業の育成等に展開するための産学官共同研究を実施する事業。本事業では、地域の個性発揮を重視しており、「発展型」では、「一般型」等の終了地域のうち、特に優れた成果を上げ、今後の発展が見込まれる地域において、地域イノベーションシステムをさらに発展させることを目指している。
(事業規模/期間:1地域あたり上限 2億円程度 /3年間 マッチングファンド方式)


文部科学省 平成20年度都市エリア産学官連携促進事業(発展型)の地域選定について 

※2008年5月14日プレス発表
【URL】
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/05/08051410.htm

■提案一覧表
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/05/08051410/002.htm

※一般型(平成15~17年度)の事業
【URL】
http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/chiiki/city_area/19/048.pdf

田中義人教授

田中義人教授

下島真准教授

下島真准教授

川添薫准教授

川添薫准教授