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「長崎の近代化産業革命遺産を学ぼう」講演会(長崎市主催)でブライアン・バークガフニ教授が講演しました(5/2)

「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」の世界文化遺産への登録が今夏 決定の見通し(5/4内閣官房発表)とされるなか、「長崎の近代化・産業革命遺産を学ぼう」と題した講演会が5月2日(土)、長崎市民約200名を集めて長崎市立図書館で開催され、本学のブライアン・バークガフニ教授が講師を務めました。

 講演会でブライアン・バークガフニ教授は、スコットランド出身の貿易商トーマス・ブレーク・グラバーが、造船や採炭などの物質的な貢献のみならず幕末の志士の思想に影響を与え、また留学の手助けをするなど、日本の近代化に大きく寄与したキーパーソンであったことを紹介。また、同教授が名誉園長を務めるグラバー園について、「登録を節目に観光資産としての価値だけでなく、史実を明確にし研究を続ける必要がある」と締めくくりました。


長崎市主催のこの講演会は次回5月17日(日)にも行われます。

□「2つの世界遺産があるまち」への取り組み
http://www.city.nagasaki.lg.jp/kanko/840000/841000/p024720.html

講演するバークガフニ教授

講演するバークガフニ教授

グラバーが写る写真の説明をするバークガフニ教授

グラバーが写る写真の説明をするバークガフニ教授

講演後、参加者と熱心に話をする様子

講演後、参加者と熱心に話をする様子