長崎総合科学大学は、国内外で社会貢献活動を展開している「日本財団」、「日本水難救済会」並びに「長崎県水難救済会」の募金型自動販売機を学内に設置し、その設置セレモニーを開催いたしました。
この設置の取り組みは、三団体が推進する海難救助活動や水上安全対策などの社会貢献事業を広く周知し、地域全体で支援の輪を広げることを目的としています。
本学としても、学生教育や研究活動のみならず、地域社会の一員として社会貢献活動を積極的に推進してまいります。
| 募金型自動販売機設置セレモニー |
場所: 長崎総合科学大学グリーンヒルキャンパス(長崎市網湯町536)
- 出席者
- 公益財団法人 日本財団
- ドネーション事業部シニアオフィサー 矢野 浩 様
- 公益社団法人 日本水難救済会
- 理事長 遠山 純司 様
- 特定非営利活動法人 長崎県水難救済会
- 副会長 東郷 栄一 様
- 副会長 羽柴 悟 様
- 専務理事 谷 繁実 様
- 長崎海上保安部長 真﨑 和彦 様
- 長崎総合科学大学
- 理事長・学長 黒川 不二雄
- 常務理事・事務局長 上野 恒信
- 学生部長・船舶工学コース 松岡 和彦
- 船舶工学コース長 古野 弘志
- 船舶工学コース 石川 曉
- 公益財団法人 日本財団
黒川 不二雄 理事長・学長 挨拶
本日はご多忙のところ、本セレモニーにご参加いただき、誠にありがとうございます。このたび本学では、社会貢献活動の一環として「募金型自動販売機」を設置いたしました。この自動販売機は、飲料をご購入いただくたびに、その売上の一部が自動的に寄付金として積み立てられる仕組みとなっております。集められた寄付金は、海洋環境対策や海難救助活動、水上安全対策などに活用される予定であり、このような意義ある取り組みの機会をいただけたことに、心より感謝申し上げます。
また、学生が多く集う1号館3階に募金型自動販売機を設置し、学生たちが日常的にドリンクを購入することで社会貢献につながる環境を整えることができたのは、大変意義深いことと感じております。
さらに、本学工学部には「船舶工学コース」が設置されており、学生たちは船舶の設計・構造・運航に関する専門的な知識を学んでいます。 ご存じのとおり、我が国の輸出入は重量ベースで約99.5%が海上輸送によって支えられており、船舶は国の産業と暮らしを結ぶ極めて重要な役割を担っています。 そのような「海と人とをつなぐ」学問領域を有する本学が、今回の募金型自動販売機の設置を通じて、海に関わる皆様とともに社会の持続的な発展に貢献できることを、大変うれしく思っております。
最後に、本セレモニーにご参加くださいました皆様のますますのご発展をお祈り申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。
テープカット
- 右から
- 公益財団法人 日本財団
- ドネーション事業部シニアオフィサー 矢野 浩 様
- 公益社団法人 日本水難救済会
- 理事長 遠山 純司 様
- 長崎総合科学大学
- 理事長・学長 黒川 不二雄
- 海上保安庁
- 長崎海上保安部長 真﨑 和彦 様
- 公益財団法人 日本財団
感謝状贈呈
公益財団法人 日本財団 様より感謝状が贈呈されました。
公益社団法人 日本水難救済会 様より感謝状(盾)が贈呈されました。
特定非営利活動法人 長崎県水難救済会 様より感謝状(盾)が贈呈されました。
公益財団法人日本財団 チャリティー自販機について
飲料1本につき10円を社会貢献プロジェクトにご寄付いただく、自動販売機です。現在、全国で8,200台以上が設置され、1本10円のご寄付は累計で約30億円におよびます。 皆さまからいただきましたご寄付は、間接費には使わず100%全額を「日本財団子どもサポート基金」「災害復興支援特別基金」「海と日本プロジェクト」「HEROs」に活用いたします。

日本財団チャリティー自販機(左)
1号館3階に設置
公益社団法人日本水難救済会 青い羽根募金支援自販機について
公益社団法人日本水難救済会及び臨海都道府県の地方水難救済会では、我が国沿岸における水難事故に際し、ボランティアベースで行っている捜索救助活動等を支えるため、青い羽根募金活動を展開し、広く国民の皆様からのご寄附をお願いしております。この青い羽根募金支援自販機は、清涼飲料水を購入することにより、売上金の一部が自動的に「青い羽根募金」として、寄附されるもので、官公署や法人・個人の皆様に設置場所の提供をお願いしております。

青い羽根募金支援自販機
1号館3階に設置