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敬徳高等学校と教育活動に関する連携協定を締結しました(2月17日)

長崎総合科学大学・敬徳高等学校 協定締結式

2026年2月17日(火)、長崎総合科学大学 3号館3階会議室にて、学校法人伊万里学園敬徳高等学校と教育連携に関する連携協定を締結しました。本協定は、互いの教育活動や指導内容を理解しあうことで、高校生の視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高めることを目的としています。また、大学の教育・研究内容への理解を深めることで、高校教育・大学教育の活性化を図り、地域社会の発展と人材育成に寄与することを目指しています。

今後は、両校間で情報交換や交流活動を積極的に実施し、地域枠特待生制度等の活用を通じて、高校生の学びの幅を広げる取り組みを進めてまいります。

【左から】福井 宏和 校長  黒川 不二雄 理事長・学長

協定締結式

日時:2026年2月17日(火) 10:30~11:15

会場:長崎総合科学大学 3号館 3階会議室

出席者

  • 敬徳高等学校   
    • 谷口 太一郎  理事長
    • 福井 宏和   校長
  • 長崎総合科学大学   
    • 黒川 不二雄  理事長・学長
    • 松井 信正   副学長
    • 蒲原 新一   教務部長
    • 上野 恒信   理事・事務局長

長崎総合科学大学 黒川 不二雄 理事長・学長 挨拶


皆さま、本日はご多用のところ、敬徳高等学校と本学・長崎総合科学大学との教育活動に関する連携協定締結式にご臨席を賜り、誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます。 本協定は、両校が教育活動および指導内容への相互理解を深め、情報交換や交流を通じて連携を推進することにより、高校生の視野を広げ、進路意識や学習意欲を高めるとともに、大学の教育研究への理解を促進し、高校教育・大学教育双方のさらなる活性化を図ることを目的とするものです。そして、その成果が地域社会の発展と次代を担う人材育成へとつながることを大いに期待しております。

本学は、その源流を川南高等造船学校に持ち、造船教育を礎として発展してまいりました。本日のご縁も、そうした歴史的背景の延長線上にあるものと感じております。

さて、私は先日より造船関連企業のトップの方々を訪問し、意見交換を行ってまいりました。船舶産業においては、従来の設計技術に加え、デジタル制御、データサイエンス、情報技術を活用して設計・製造を担える人材が強く求められているとのお話をいただきました。これはまさに、本学が目指している方向性そのものであります。 現在、造船業界はGX(グリーントランスフォーメーション)やDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展を背景に、新たな追い風を受けております。日本の物流の99%以上は船舶に依存しており、海運・造船は我が国の基幹産業であります。一方で、人材不足という課題も抱えておりますが、世界第3位の造船国として、再び飛躍する機運が高まっております。 本学では、こうした社会的要請に応えるべく、先端工学部グリーン・デジタル学科を中心に教育研究を展開し、さらに造船分野へ高度に応用するグリーン船舶システム学科の設置も進めております(仮称・設置構想中)。企業の皆さまからは、本学のGX・DXへの取り組みに対し大きな期待を寄せていただいております。

本学は工学系大学として機動力に強みがあり、迅速な意思決定と実行が可能です。その特性を活かし、社会の変化に即応した教育を推進しております。 現在、本学では毎年30名以上の学生を造船業界へ送り出しておりますが、新学部設置に伴い、将来的には50名、さらに100名規模へと人材輩出を拡大する構想を描いております。九州西部は造船産業の重要な拠点であり、新キャンパスの建設、新学部・大学院の充実、船舶海洋試験水槽実験施設の拡充などを通じ、九州における中核拠点の形成を目指してまいります。

最後になりますが、本協定締結にあたり多大なるご尽力を賜りました敬徳高等学校 福井校長先生、学校法人伊万里学園 谷口理事長をはじめ、関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。本日の締結を契機として、学生・教職員・地域の交流が一層深まり、実り多い連携へと発展していくことを祈念し、私のご挨拶とさせていただきます。