2025年度 長崎総合科学大学 企業研究セミナー
2月19日(木)、ホテルニュー長崎(長崎市)にて、2025年度 長崎総合科学大学 企業研究セミナーを開催いたしました。
本セミナーは、2027年3月卒業予定の学部3年生および大学院修士課程1年生を対象に実施したものです。3月から本格化する就職活動を前に、業界・業種への理解を深め、自身の将来像をより具体的に描くことを目的としています。当日は、全国から41社におよぶ多様な業種の企業様にご参加いただきました。各企業の担当者様より、業界の動向や企業の特徴、求める人物像などについて直接お話しいただき、学生にとっては企業の「生の声」に触れる大変貴重な機会となりました。
本セミナーを通して、学生一人ひとりがこれまで培ってきた学びや経験を振り返り、社会人としての準備をさらに高めるとともに、今後の就職活動に向けた意識を一層強める場となりました。長崎総合科学大学では、今後も学生の進路実現に向け、企業の皆様との連携を深めながら、きめ細やかな就職支援を継続してまいります。
ご参加いただきました企業の皆様に、心より御礼申し上げます。
企業研究セミナー
日時:2026年2月19日(木) 12:40~16:40
場所:ホテルニュー長崎 丹頂の間・鳳凰閣の間(長崎市大黒町14-5)
スケジュール
- 講話:12:40~13:00(丹頂の間)
- 株式会社マイナビ 九州ブロック ブロック長 外村 伸吾 氏
「就活直前講座」~就活スタートについて~
- 株式会社マイナビ 九州ブロック ブロック長 外村 伸吾 氏
- 企業研究セミナー:13:10~16:35(鳳凰閣の間)
- 参加企業数:41社
- 参加者:2027年3月卒業予定の学部3年生および大学院修士課程1年生 約130人
- エヌビディア講演会:14:20~15:00(丹頂の間)
- エヌビディア合同会社 エンタープライズマーケティング本部 本部長 堀内 朗 氏
No one loses alone -変革をリードするエヌビディアの企業文化
- エヌビディア合同会社 エンタープライズマーケティング本部 本部長 堀内 朗 氏
大学代表挨拶 学長 黒川 不二雄
はじめに、本日ご参加いただきました企業の皆様におかれましては、日頃より本学の教育・研究活動ならびに学生の就職に関しまして、格別のご理解とご支援を賜っておりますこと、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。本日はご多忙の中、企業研究セミナーにご参加いただき、誠にありがとうございます。
現在、社会全体で理系人材の育成・拡充が求められております。文部科学省におきましても、高校段階から理系進学者を増やす方針が示されております。かつては文系・理系がおおよそ半々という印象がございましたが、現在では文系約50%、理系約30%、実業高校約20%という状況にあります。こうした中、理系比率を高める取り組みが進められております。 少子化が進む一方で、地方大学を中心に理系分野の拡充が進み、新学部設置の動きも活発化しております。ただし、その多くはデータサイエンス系学部の新設であり、工学部や情報学部を本格的に設置するには、多額の設備投資や人的体制の整備が不可欠であるため、容易ではありません。 本学は創立84年の歴史を有し、船舶海洋実験施設をはじめとする教育研究設備を整備してまいりました。施設の中には長年活用しているものもございますが、現在も教育・研究の現場で有効に活用されております。本学の特色は、研究に情熱を持つ教員が多く、その姿勢に触発されて学生が主体的に学び、挑戦している点にあります。 現在、本学では新学部設置に向けた準備を進めており、来年4月には先端工学部(定員170名)を開設予定です。さらに、AIアプリケーション教育を中心とする新学部の設置も構想しており、将来的には1学年400~500名規模へと拡充することを想定しております。最先端技術を修得した学生を数多く社会へ送り出してまいりたいと考えております。 そのためには、学生の力を発揮する「出口」、すなわち産業界の皆様との連携が不可欠です。本日ご参加の企業の皆様におかれましては、今後とも本学学生にご関心をお寄せいただき、一人でも多くの学生に活躍の機会をお与えいただければ幸いに存じます。
本日は、本学グリーン・デジタル産業分野教育協議会の一員でもあるNVIDIA様のご講演がございます。例年とは一味違う企業研究セミナーとなっておりますので、ぜひ最後までご参加いただけましたら幸いです。 本セミナーが、学生にとりましても、企業の皆様にとりましても、有意義な出会いと学びの機会となることを願っております。本日はどうぞよろしくお願い申し上げます。
講話 「就活直前講座」~就活スタートについて~
株式会社マイナビ 九州ブロック ブロック長
外村 伸吾 氏
講演会 No one loses alone -変革をリードするエヌビディアの企業文化
エヌビディア合同会社 エンタープライズマーケティング本部 本部長
堀内 朗 氏
本講演では、AI革命をけん引する企業としてのNVIDIAの成長戦略と企業文化についてご紹介いただきました。
NVIDIAは、ハードウェアからソフトウェア、クラウド、データセンター、エッジまでを網羅するフルスタック型のAIプラットフォームを提供し、世界40,000以上の組織、400万人を超える開発者、29,000社以上のスタートアップを含む強固なエコシステムを構築しています。AI分野で最先端を走り続け、時価総額世界トップクラスへと成長した背景には、単なるGPU性能だけでなく、「Intellectual Honesty(知的な誠実さ)」「Speed(圧倒的なスピード)」「One NVIDIA(一つのチーム)」を軸とした独自の企業文化があることが強調されました。
特に“No one loses alone”の理念のもと、失敗を個人の責任にせず、組織全体で学びに変える姿勢を徹底。心理的安全性を確保し、知見を共有しながら挑戦を加速させる文化が、継続的な成長を支えていることが紹介されました。
また、創業者/CEOのJensen Huang氏によるフラット・リーダーシップにも触れられ、情報を組織全体で共有し迅速に意思決定する体制が、AI時代の不確実性に対応する原動力であると語られました。
さらに講演では、堀内氏ご自身がNVIDIAに採用されるまでのエピソードも、ユーモアを交えながら紹介されました。挑戦の連続や思いがけない出来事を前向きに捉え続けた経験談は、学生にとって大きな刺激となり、失敗を恐れず挑戦することの大切さを伝える印象的なメッセージとなりました。
講演の締めくくりには、「失敗は次の偉大な成功への地図である」という言葉が示され、変化の激しいAI時代を生き抜くためには、組織として学び続ける力こそが最大の競争力であることが強調されました。