工学部工学科
電気電子情報コース
実践的な技術と技能を学び
未来社会を支える創造性と問題解決力を備えた技術者を育成
カリキュラムでは、電気と磁気、回路、センシングといった基盤技術を軸に、持続可能な社会の実現に必要な幅広い学びを提供します。脱炭素(グリーン)社会の実現に向けたグリーン・デジタル技術やエネルギーマネジメント、現実世界と仮想空間をつなぐIoT技術では産業界で実務経験を持つ教員や企業で働く技術者がレクチャー、半導体分野はアナログ・デジタル・パワー半導体など、現代社会支える重要な要素技術について設計&シミュレーション・ソフトウェアを用いた実践的な演習に加え、実験の一部は半導体企業に出向き企業で働く技術者の指導の下、リアルな技術にふれます。さらに世界最大規模の物理学実験施設で研究を進める教員が物理、工学と情報科学を融合した情報理工学分野への手ほどきをします。
机の上だけでは学べない実践的な知識とスキル、電気電子工学と情報技術を融合した4つのプログラムを提供し将来、エネルギー、半導体関連、情報通信、医療、建設、モビリティなどの様々な分野で個性を発揮して活躍するエンジニアを育成します。
教育プログラム |
2026年度よりプログラム構成を大きく刷新し、「グリーンエネルギープログラム」・「半導体工学プログラム」・「IoTシステムプログラム」・「情報理工学プログラム」の4つから選択できるようになります。各分野に対して高い専門性で学びを得られるようになった4つのプログラムから、脱炭素社会に貢献しあらゆる産業界で活躍する人材と、電子工学と情報技術の融合で世界をリードする人材の育成を実践していきます。
学生・教員紹介 |
難関資格の取得や専門の力を深める学びが自信と将来に繋がる
私は本学のパワーエレクトロニクス研究室で行われているスマートハウスでの実証実験に興味があり、志望しました。また、コースを横断して学ぶことができるプログラムも魅力で、視野を広げ、創造力を高めるためにもできるだけ多くのことを学びたいです。IoTシステム技術検定など専門の力を深め、実践力を高める資格取得にも挑戦したい。学部卒業後は大学院に進み、研究を進め、パワーエレクトロニクスの分野から社会に貢献したいと考えています。
松尾 奈緒 1年 長崎工業高等学校出身
再生可能エネルギーを活用した電力変換技術で持続可能な社会を目指す
私は持続可能なスマートエネルギー社会の実現を目指して、電力変換器の研究をしています。たとえば、データセンターの省エネ化や、衛星用のディジタル制御電源、再生可能エネルギーを活用した直流給電システムなどに取り組んでいます。スイッチング電源やその制御技術が専門で、これまで多くの国家プロジェクトに参加し、国内外での研究発表や受賞も重ねてきました。今後も社会に役立つエネルギー技術を追求していきたいです。
梶原 一宏 准教授
就職データ |