長崎総合科学大学・諫早商業高等学校 協定締結式
2026年10月23日(金)、長崎総合科学大学において、長崎県立諫早商業高等学校と「教育活動の連携協力に関する協定」を締結しました。
本協定は、両校が教育活動や指導内容について相互理解を深めるため、情報交換や交流を行い、高校生の視野を広げ、探究活動に対する意欲を高めるとともに、本学の研究内容等への理解を深めることを目的としています。さらに、高大接続の推進と教育活動の活性化を図り、地域社会の発展と人材育成に寄与することを目指します。
具体的な連携内容として、諫早商業高等学校の「総合的な探究の時間」や学校設定科目「課題研究」等における本学からの講師・学生の派遣、本学の施設・設備の利用などを予定しています。
今回の協定締結を契機として、両校の教育活動における交流を深め、高校生が大学の教育・研究に触れ、探究的な学びをさらに深める機会の充実を図ってまいります。
【左から】岩橋 宗弘 校長 黒川 不二雄 理事長・学長
協定締結式
日時:2026年10月23日(金) 10:00~
会場:長崎総合科学大学 3階小会議室
出席者
- 諫早商業高等学校
- 岩橋 宗弘 校長
- 祝 利久 教頭
- 袋良 祥代 進路指導主事
- 田羽多 享 商業科主任
- 吉田 武夫 情報科主任
- 長崎総合科学大学
- 黒川 不二雄 理事長・学長
- 蒲原 新一 教務部長
- 山路 学 学長特別補佐
- 藤原 章 総合情報学部総合情報学科 教授
- 上野 恒信 事務局長
- 長崎総合科学大学附属高等学校
- 下釜 祐保 校長
長崎総合科学大学 黒川 不二雄 理事長・学長 挨拶
本日は、長崎県立諫早商業高等学校様との連携協定締結にあたり、ご多忙のなかご臨席賜りました皆様に、心より御礼申し上げます。このような機会をいただきましたことを大変嬉しく思います。
諫早商業高等学校様は、昭和16年の創立以来、80年以上にわたり地域社会に貢献する人材を育成されてきた歴史と伝統ある学校です。本学も創立84年を迎え、来年には85周年という節目を迎えます。長い年月をかけて地域の発展と人材育成に取り組んできた両校が、このたび新たな連携の一歩を踏み出せることを大変意義深く感じております。
貴校では、商業・情報・国際コミュニケーション分野における専門教育をはじめ、高度な資格取得への挑戦や地域と連携した実践的な活動、販売実習などを通じて、社会に貢献できる人材の育成に力を注いでおられます。また、「実力・責任・忍耐・奉仕」という校訓のもと、時代の変化に対応した教育を実践されていることに、深く敬意を表します。
本学は、造船大学を前身として「ものづくり」を原点に発展してまいりました。しかし近年、GX(グリーントランスフォーメーション)やDX(デジタルトランスフォーメーション)など社会の大きな変革が進むなかで、求められる人材像も大きく変化しています。これからの社会では、理工系の専門知識を持つ人材だけでなく、経営、会計、営業、企画などの分野で活躍する文系人材も不可欠です。
そのため本学では、「文理融合」を教育の重要な柱として位置付けています。2027年度に開設する先端工学部においても、従来の工学教育の枠を超え、AIやデータサイエンス、GX・DX分野を幅広く学べる環境を整えております。また、入試制度についても見直しを行い、さまざまな学びの背景を持つ学生が挑戦しやすい体制を構築しています。
私たちが目指しているのは、「理系だから」「文系だから」という区分にとらわれることなく、自らの可能性を広げながら学べる大学です。学生一人ひとりの興味や適性に応じて学びを深め、希望する進路の実現につなげられる教育環境づくりに取り組んでいます。
これまでも諫早商業高等学校様から多くの生徒の皆さんに本学へ進学していただいております。今回の協定締結を契機に、高校と大学がさらに連携を深めることで、生徒の皆さんが進路選択を考える段階から、大学での学び、さらには卒業後のキャリア形成に至るまで、切れ目のない支援を行ってまいりたいと考えております。
また、本学は教職員だけでなく学生も含めて、ともに学び、ともに成長しながら大学を創り上げていく共同体です。地域社会や産業界との連携をさらに強化し、長崎県の未来を担う人材育成に貢献してまいります。
長崎県は人口減少という大きな課題に直面しています。しかし、こうした時代だからこそ、教育機関が果たす役割はますます重要になります。本協定を通じて、ビジネスと科学技術の双方の視点を持つ人材を育成し、生徒・学生の皆さんが明るい未来を描けるような学びの機会を提供してまいりたいと考えております。
今後とも両校の連携を一層深め、地域社会の発展と人材育成にともに取り組んでまいります。皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。